『長靴をはいた猫』の長靴は何のため?

靴9

『長靴をはいた猫』はヨーロッパに伝わる民話です。

1697年に出版されたシャルル・ペローの民話集に収録されたものが有名です。

父の遺産相続で一匹の猫しかもらえず、今後の生活を悲観する三男に猫が「私に袋と長靴を下さい」と言います。袋と長靴をもらった猫は、まずウサギを捕まえて王様に献上して王様と知り合いになります。

そして知恵を活かして三男を広大な領土と大きな城の持ち主であるかのように見せ、最後には見事に彼とお姫様を結婚させてしまいます。しかし、袋はウサギを捕まえるのに必要だったとして、長靴は何のために必要だったのでしょうか。

そのヒントは、長靴が昔は軍服の一部として使われていたことにあります。

今では式典用の軍服にしか使われませんが、戦場で軍馬が活躍していた時代には、軍服には長靴が常識でした。そのため、猫は王様にお目通りを許されるために、騎士のしるしである長靴をはいたのです。現代なら、猫は「パソコンとネクタイを下さい」とでも言うのかもしれません。

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